●英名:Hibiscus,Roselle
●和漢名:ぶっそうげ
●学名:Hibiscus sabdariffa L.
●科名:アオイ科の一年生草本
●原産地:アフリカ
●主産地:インド、フィリピン、インドネシア、西インド諸島、ジャマイカ、メキシコ、アメリカ南部
原産地はアフリカで、アオイ科の一年草である。南国のイメージが強いハイビスカスは、ハワイでレイ
※などに利用されているハワイアン・ハイビスカスを始め、様々な品種が観賞用として栽培されている。
観賞用の他にも、ハイビスカスには2変種あり、一つは肥厚したがく部の色素を利用したり、葉部を食用にしているもの、もう一つは、主に繊維を利用するために改良されたものである。
※レイ…首にかける環のことを言う。植物や羽、貝などで作られている。
■若葉は、サラダや煮物のほか、南アジアではカレーやチャツネなどに使われている。
■がく部は花が終わったあとに発達し、多肉多汁質になるため、この状態になってから収穫し、そのままもしくは乾燥して利用する。がくは水分の中に入れると赤い浸出液が得られ、特有の芳香と酸味がある。この酸味と彩りを活かして、ハーブティやお酒などの飲み物にもよく利用されている。がく部を発酵させてつくられたローゼル酒は有名である。
■加工食品としても、がくから抽出した水溶性の赤色色素成分を利用し、冷菓やフルーツゼリーなどの粉末インスタント食品などに利用されている。
■種子またはさし木法で栽培する。日当たりのよい粘質土壌が栽培に適している。また、ハイビスカスのイメージどおり、気温は温暖であることが望ましい。生長すると草丈1〜3mになるため、約30〜45cmほど株間をあける必要がある。
■夏から秋にかけて花を咲かせる。がく部には赤色色素を含むようになる。